宇多嶋翔の此れ好日

2018年09月号 vol.20

画狂老人卍、葛飾北斎88歳の作品が凄すぎる!!

2018年08月04日 21:22 by show21up

 

 

引っ越し93回、改名すること30回。

生涯現役として描いた絵は3万点。

「世界第一の画工になる」と宣言し、80歳を越えても、「猫一匹も描けない。意のままにならない」と、悔し泣きをした老人。

それが葛飾北斎。

辞世の句は、「人魂で 行く気散(きさん)じや 夏野原」

(人魂になって、夏の原っぱにでも気晴らしに出かけようか)

 

唐獅子図(1844年) 葛飾北斎 83歳ごろ
この鮮やかで力強い浮世絵。真ん中の獅子が葛飾北斎の作、周りの花を描いたのはその娘であり絵師である葛飾応為(かつしかおうい)。天才絵師2人による親子合作です。

 

富士越龍図(1849年) 葛飾北斎 88歳ごろ
北斎が死の3ヶ月ほど前に描いたといわれこの作品が絶筆ともいわれています。天に昇る龍は死が近づくのを悟った北斎自身なのかも。

 

鳳凰図屏風(1835年) 葛飾北斎 74歳ごろ
天井絵とは別の画ですが、こちらも圧倒的な迫力。これが180年近い前の作品ということに言葉が出ません。ぜひ拡大してみてください。

 

 

神奈川沖浪裏(1831〜35年/『冨嶽三十六景』より) 葛飾北斎 70〜74歳ごろ
おそらく歴史上もっとも有名な日本画。海外では「グレートウェーブ」という名称で愛されています。葛飾北斎が遺した数多くの傑作のひとつです。

 

蛸と海女(1820年ごろ) 葛飾北斎 59歳ごろ
北斎は春画(性風俗画)も数多く手がけています。ホントになんでも描くな、この人。その際のペンネームがまた面白い。その名も「鉄棒ぬらぬら」。こちらは北斎の春画のなかでも特に有名な1枚。200年近く前にこの発想力。

 

八方睨み鳳凰図 下絵(1848年) 葛飾北斎 87歳ごろ
長野県にある岩松院の天井に描かれた天井画。そのサイズはなんと畳21枚分。この大作を86歳から87歳までの1年かけて仕上げたというからすごい。とにかく迫力が半端ない!ビビッドな色味、鳳凰の目力も尋常じゃない。まさに魂が込められているような力強さがびしびしと伝わってくる。ちなみに天井画は今も当時の色彩と光沢を保っているという。

 

田植図(1843年) 葛飾北斎 82歳ごろ
北斎晩年の作品。田植えをする人々のかぶる笠の白い丸が印象的。西洋画的な雰囲気も感じられます。

 

木曽路ノ奥阿弥陀ケ滝(1833年/諸国滝廻り』より) 葛飾北斎 72歳ごろ
こちらは全国で有名な滝を描いたシリーズの1枚。流れ落ちる水の表情をどう描くかに主眼が置かれているそう。その企み通りすごい描き方です。流れ落ちる直前の水と落ちていく水がまったく別物のよう。こんな発想、どこからくるんでしょうか。

 

雪中虎図(1849年) 葛飾北斎 88歳ごろ
満88歳で没した北斎が死の数ヶ月前に描いたという作品。虎の質感や肢体が独特の雰囲気で見る者をひきつけます。なんか普通じゃない感じを受けますね。

 

 

引用元

 

 

 

関連記事

自身の反応の低下こそ老化の懸念・・・あり! twitter で見つけた素敵な写真たち

2018年10月号 vol.24

twitter で秋の写真を探してみました~

2018年10月号 vol.24

寿齢賛歌・・・という写真展が茅野の市民ホールでやっていた

2018年10月号 vol.23

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

2018年10月号 vol.24

このWEBマガジンの発刊は2018年2月・・・つまり今年の2月です。8か月...

2018年10月号 vol.23

異常気象が連続している・・・2年ほど前か?気象庁が異常気象が連続して起こっ...

2018年10月号 vol.22

今月号は写真家★宇多嶋翔の個展・・・enjoy 我ら田舎生活のご案内特集を...